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2024年11月11日
境界線と『美的距離』 日本クリエイティブアーツセラピー第8回大会でワークショップ 報告
こんにちは
三河地方で
SEセッション トラウマケア カウンセリング
アートセラピー(作業療法も含む)
グループでは
ドラマセラピーやサイコドラマを実践しています。
プレイフルネスUNO です。
画像は一乗谷付近です。秋が来ている画像にしてみました。
さて、11月10日に日本クリエイティブアーツセラピー学術学会 第8回大会にて
対面式のワークショップを発表して参りました。
参加してくださったみなさま、スタッフの方、また、会場のみなさまありがとうございました。
テーマが 「クリエイティブ・アーツセラピーにおける境界線」でした。
私のワークショップでは テーマを
ワークショップ 自分から離れた役
~『美的距離』を感じる~
と しました。
ドラマセラピーの『役』は自分からの距離を置くことができるというものです。
これは文献によると
「演じられる題材に近すぎる参加者は、感情が溢れ出し、ドラマの中で機能しなくなることがある。反対に、距離を置きすぎた参加者は感情的なつながりを失い、ドラマを合理化したり「チェックアウト」し始める。最適な状態とは、美的距離(Scheff, 1979)と呼ばれるバランスの取れた状態であり、そこでは参加者は、思考と感情の間を行ったり来たりするダンスの中でバランスを取ることができる。シェフが簡潔に言うように、美的距離とは「過去の苦悩と現在の安全の両方が等しく同時に経験される」ことである(1979年、p.96)。参加者は、ドラマを通して感情的な体験を訪ねたり、再訪したりしながらも、「今、ここ」にとどまることができなければならない。洞察は、感じるのに十分関与し、考えるのに十分距離を置くことに依存する。こうすることで、メタ処理が起こり、経験から意味を生み出すことができる。」
<文献>
Dickinson, P. and Bailey, D.S. (2024). The Drama Therapy Decision Tree: Connecting Drama Therapy Interventions to Treatment, Second edition. Chicago :Intellect Ltd Dickinson,
自分が心地よく感じられる『美的距離』は何か境界線の上に立つような印象があるからと今回の自分のテーマにしました。
でも、『美的距離』はナマモノでその日のコンディションや
置かれた状況で違うこともわかりました。
アーツ(=arts)を提供する私たちには参加メンバーのコンディションを知ることはできませんが、
椅子を並べた心地よい部屋と、画材や、楽器、迎え入れる笑顔は提供できるなと
会場となった名古屋音楽大学とスタッフのみなさまに感謝しながら
大会から帰路につきました。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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こどもの問題行動に悩まされていませんか?
その子に必要なのは、「自信」です。
プレイフルネス UNOでは、欧米で心理療法として導入されている「ドラマセラピー」や 「サイコドラマ」「アーツセラピー」などさまざまなプログラムを通じて こども一人ひとりが輝くお手伝いをします。
お子様だけでなく、保護者の方へのプログラムも実施いたしますので、ぜひご相談ください。
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