プレイフルネスUNO 　* 愛知県でドラマセラピー・サイコドラマを体験したいなら*

こんにちは
三河地方でドラマセラピーやサイコドラマを実践しています。
プレイフルネスUNO　です。

今日から日々の雑感を『きいない放課』と名前をつけて小さく配信していきます。

ちなみに『放課』って何?と三河以外の人は思うかもしれません。
他県出身の私が解説いたします。
授業と授業の間の『休憩』時間や、学校の終了後の空いた時間です。
いわゆる　『休憩』です。
この愛知県三河地方では標準語だと思っていますが、
方言です。

このあたりの小学生から成人までみんな使います。
たとえばかわいい近所の小学生が
「ほうか(放課)にね、ちゃんと遊んだよ。キャンプごっこしたー」
と話してきたりします。
また、「ドッチボールいつやったの?」と質問すると
「ほうか(放課)」
と答えます。ちなみに三河人はその返事を「ほっかー」(そうか)と言います。

「ほうか…?っていつ?」と聞くと「休み時間!」と教えてくれます。

そんな、休憩時間のように読んでいただく内容で『きいない放課』を書いていきます。

さて、2022年7月17日　第5回　公認心理師試験　受験して参りました。
それまで友だちに「一問一答、一撃必殺」とか、あやしい発言をして笑われていましたが、
それもこれで終わります。
食事もおなかに優しいものを食べて、魚類を増やしていました。

試験当日
会場は愛知大学。名古屋駅から徒歩12分で到着します。
当日、小雨。名古屋駅ナナちゃん人形のあたりから、人の流れがレジャック方面に向けて
愛知大学に。8:30到着目指して歩きますが、たくさん人がいます。
そして、愛知大学にはたくさんの人が超長い行列を作って待っていました。
ある人はそれをディズニーランドの行列と言い、ある人は某アイドルと言いました。
でも、参考書片手に、あるいは試験対策のスマホを片手に持つ人が楽しい行列と違うところです。
ちなみに私は脳を機能させるため、目の疲れを防ぐためにぼんやり並んでいました。


指定された部屋に入るまで40分かかりました。
教室についてからは当日見ようと思って持参したノートと、参考書をパラパラめくりました。

机の上には鉛筆、シャーペン、消しゴム、受験票以外は置かないようにと指示され
時計もアナログの腕時計のみ許可されました。

そして、全員が入室できないので試験開始が10分遅れました。

そして、10:10試験開始です。
全員の問題用紙のページをめくる音が響き渡ります。
問1がなぜか今年は個人情報保護に関する問題で、超驚きました。
その件については世間にたくさん動画やら、ブログが出ていますので、
検索してみてください。
解答用紙は回答欄に縦と横の用紙があり、ちなみに私は横でした。
思ったよりマークシートの〇が小さく、きれいに塗りつぶすのに時間がかかりました。
室内にはため息が…。

昼休みにトイレの列に並びましたが、たいして待たずスムーズで安心できました。
お弁当は眠くなるので少なめにして、認知機能を高めると噂のラムネをいただきました。

午後は13:30開始です。
なんと、ため息禁止の注意が!!
やっぱり後半の77問中、60問めくらいで集中力が切れましたが、
問137の　「愛の三角理論」で目が覚めました。
第5回の受験生の間では有名な問題です。
事例問題が若い女性の恋愛の悩みなのです。
恋バナで事例問題で、三角関係ではなく、三角理論?
いやー、困り果てて、国語の問題だと思い、回答しました。

他にも第5回公認心理師の問題は、俳人トラップや、赤いスポーツカーの妄想、
ビッグファイブなど解いて面白い問題が多かったです。

終了時間まで残っていましたが、中には早く終わる方もいました。
私は最後まで残る人です。(当てはまらないものに弱いので見直し)
15:30に試験が終了すると、あんなに勉強したのに、終わる時はあっけないものだと思いました。

昨年の用意から始まって試験が終わってみるといろいろなことが学べた公認心理師受験でした。

You tube ライブなども初めて見て、楽しめましたし、
同じような境遇の人とはネットでつながれたので、ありがたい時代だなと思いました。
オンラインのよさも体験できたのは公認心理師試験のおまけでした。

結果ですか?

まだ発表されませんので、今はのんびりと暑さとともに過ごしています。
でも、今日まで切り替えにかかってしまいました。

それでは、長い放課になりましたが、これで終わります。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


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Photo by Green Chameleon on Unsplash
  

こんにちは　愛知県三河地方でドラマセラピー、サイコドラマ、アーツセラピーをしているプレイフルネスUNOです。

コネクトスポットでの連続セッションは7回目になります。
そろそろ新たな展開を迎えるために『役割交換』の技法を入れてみました。

役割交換とは
ドラマセラピーをしている際に
即興のドラマで先生と生徒の役をしているとします。
先生に対して生徒が「なんか言いにくそうだな」、「怒ってるのかな」など気になることがあるとき
ファシリテーターが『役割交換しましょう』
と言います

すると少し、先生の気持ちがわかったり、生徒としての自分が客観的に見えたりします。





役割交換の目的は
『自分と役との同一化を弱め、相手の役をもっと深く理解させるようにする』*1
ためです。

役割交換はメンバーがドラマセラピーに慣れて、グループに安心感を感じ、ドラマが深まっていけるタイミングで今回挑戦しました。

役割交換をしてみると、わかっているつもりでもわかっていなかったことや、自分がしていた役の違うところが見える、違う役の面白さなどが感じられて新しい発見があります。

ここでは役割交換の技法はまだ始まったばかりです。
今後の展開が楽しみです。

本日もお読みいただきありがとうございました。

<文献>
エムナー,R.(2007) 『ドラマセラピーのプロセス・技法・上演』 (尾上明代訳).北大路書房.京都,


by https://npo.connect-spot.net/about
  

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こんにちは　愛知県三河地方でドラマセラピー、サイコドラマ、アーツセラピーをしているプレイフルネスUNOです。

コネクトスポットでの連続セッションも6回目になります。
公認心理師試験が近いので、更新が遅れました。




　　コネクトスポットさん
https://npo.connect-spot.net/about

　コネクトスポットさんのドラマセラピーでは『自己表現の幅を広げる』ために、いろいろな技法を用いています。緊張をほぐしてグループでリラックスして過ごせるように、そして自分の気持ちの変化を感じ取ることもやっています。

さて、今回はアウグスト・ボアールの被抑圧者の演劇から『ある椅子を偉く見えるように配置してみる』というのを2人組になってやってみました。
アウグスト・ボアール(1931~2009)はブラジルの演出家であり、政治活動家です。詳しくはリンクを載せておきますので、よろしかったらご覧になってください。
　https://setagaya-pt.jp/lecture/archive/archive_d_2009_02_03.html
　(2022/07/04閲覧)
　
　さて、今回2人組でのある作品を載せてみました。なかなか素敵です。
画像にある一番偉そうな椅子に座ると、みなそれぞれ「威張りたくなる」と言い、中にはふんぞり返ってみたメンバーもいました。ただ、椅子が置いてあるだけなのに不思議な気持ちです。
他にも講演会形式に置いてみるなどもやってみました。司会者の位置に座って紹介すると何か言いたい気分になるメンバーもいました。

このように、少し椅子の位置を変えて座るだけでも不思議な気持ちになることがあります。それは今の自分と違うところ=椅子に座ってみると今の自分の役割が感じられるからです。
わたしたちは家族や地域社会、学校、職場、所属するグループでいろいろな役割を取っています。必ずしも『偉い』わけではありません。
でも『偉い椅子』に座るとその『偉い役』を一時的に演じることができるのです。ミラーニューロンが活性化して、少し抑圧された気分から自由になれます。
そして、もとの自分の役割に戻ると不思議な気分をグループメンバーで共有したくなります。
毎回、そのひと時をグループメンバーで話し合うことで充実したセッションになっています。

本日もお読みいただきありがとうございました。