怒りをプレイフルに表現するドラマセラピー

きいない

2023年02月13日 10:53

こんにちは

三河地方でドラマセラピーやサイコドラマを実践しています。
プレイフルネスUNO です。

久しぶりにコネクトスポットドラマセラピーでのお話です。

先日、ドラマセラピーで怒りをプレイフル(遊び心)に表現する場面がありました。

これを理解していただくためには以下のリンクで
ザンビアの『うさぎのツノ』というお話をお読みください。動画もあります。


以下が内容です。

個人情報保護の立場から少しお話を変えていますのでご了承ください。
でも、起きてた感動は事実です。

このお話の動画を見てから、コネクトスポット ドラマセラピーは

(うさぎ) 逃亡中 私2役
キリン進行役  私
ゾウ店長
ツノをとられた鹿のおじさん
冠城(かぶらぎ )刑事

で会議を開きました。テーマは
「ウサギをどうするか」

キリン              「本日はツノをとってビールを飲んだウサギをどうするか話し合いたいと思います。」
ツノをとられた鹿のおじさん 「まあ、ツノをとったことは腹立たしいが、謝れば許してやろう」
キリン              「ですよね。ツノがないとビールを飲めないなんて、かわいそうです。」

ゾウ店長役の方についてここで簡単に説明しておきます。
ゾウ店長さん(とここでは役名のままお呼びします)はいつもニコニコしていて、
ラグビーや、ゲームが好きな穏やかな方です。運動など自分ができないことはできないと
遠慮がちに首を振り、誰かを攻撃するなどはドラマでは見せません。市場の店の主人でも
値切られたらそのまま「いいよ」と言ってしまいます。

キリン役の私としては『ここは、ゾウ店長が穏やかにまとめてくれるだろう』と思っていました。
グループもそう思っていました。

キリン進行役 私       「ゾウ店長さんはどう思いますか。」
ゾウ店長            「許さない。 うさぎに恨みがある」
全員                 !!

というではありませんか。みんな、なんだか嬉しくなってしまいました。

キリン進行役 私      「え! そうなんですか。刑事さん、どうしましょう。!?」
冠城(かぶらぎ )刑事 「何!?  逮捕だ」
キリン進行役         「この流れだとウサギをいじめてるみたいになるんですが…」
ゾウ店長            (ニコニコ笑ってうなづく)
冠城(かぶらぎ )刑事 「逃げたウサギは指名手配だ!!」

急遽逃げているウサギ(私2役)冠城(かぶらぎ )刑事 が逮捕して、会議に連れてきます。
うさぎ              「ウソをついて、角を取ってごめんなさい。」
冠城(かぶらぎ )刑事    「ゾウ店長は許す?」
ゾウ               (笑って首を振る)
冠城(かぶらぎ )刑事       「牢屋に入れて死刑だ!!」
うさぎ              「そんなぁ‥」
ツノをとられた鹿のおじさん 「まあまあ、謝ったんだから許してあげましょうよ」
冠城(かぶらぎ )刑事    「仕方ないなぁ」

ドラマセラピーではこんな風に役の力を借りて、怒りをプレイフルに表現できます。
怒りやマイナスの感情を安全に楽しく表現できます。
不思議ですよね。

刑事が出てくるのは特にコネクトスポットさんでのプレイフルです。

なんとか今年中には三河でドラマセラピーのグループを実施したいと思っています。
その時にはお知らせしますね。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。




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